2023年8/4～8/6、福岡市内で開催された全国学会のCVIT2023に参加してきました。この学会は心臓や血管の病気に対するカテーテル治療に関する学会で、私自身が専門にしていて、昨年までの勤務医時代には毎年参加していた、とても思い入れのある学会です。今回、学会長を務められた横井宏佳先生より命を受け、PCI (心臓のカテーテル治療)後の患者さんに対する抗血栓療法や消化管治療薬に関する開業医セッションを企画させて頂きました。『開業医の痒いところに手が届く！最新のPCI後抗血栓療法とPPI・PCABの使い方』というセッション名で、以前より懇意にしている佐賀県の三根大悟先生 (みね内科循環器科クリニック)と共に座長を務めました。セッションでは、次世代を担うであろう3名の先生方、大阪大学の外海先生、牧方公済病院の渡部先生、佐賀県医療センター好生館の富永先生にご発表頂き、有意義なディスカッションができました。今回の全国学会でこのような機会を持てたことがとても有難く、同世代の先生方とのディスカッションに刺激を受けました。

私は、さまざまな最新エビデンス(学術的知見)をいかに実臨床に落とし込み、目の前の患者さんに還元できるかが、とても重要だと考えています。また、明日からの診療に活かせるよう、頑張ります。